デジタルマイクロスコープのデモがありました。

本日、キーエンス様にデジタルマイクロスコープ(VHX)のデモを実施していただきました。

今回のシリーズ機では、あらゆる解析を1台で実現できるということで、とても興味あるもので以下の特徴があります。
 ・超高精細観察機能では、クラス最高解像度4K CMOSと4K対応レンズにより、深い被写界深度と高い解像力を実現。
 ・レンズ交換なしで5倍~6000倍までズームが可能らしく、SEMに迫る立体感で多方向から照射することで、各画像の変位を自動解析され、断面形状や細かい凹凸なども鮮明に観察することが可能。
 ・対象物を置くだけで位置合わせ、ピント調整、倍率切り替えなどが手元のコンソール操作で誰でも簡単に可能。

他にも色々な機能があり、我々が一番興味を持ったのが、『レーザー元素分析』でした。
『超高速LIBS解析』によるレーザーにより対象物表面をプラズマ化し、発光色を広帯域・高分機能の分光器で検出され、AIによる数千種類の元素パターンを内部に保有しているので、検出した元素だけでなく、その物質名まで瞬時に判断してくれるとのことです。
対象物から、複数個所を選択してやれば、酸素、ケイ素、鉄、水素、アルミニウムなどの%が表示されるという、とても面白いもので大変勉強になりました。